周りを頼れる人になりたい!!【開催報告】11/28産前・産後の母親サロン

こんにちは。マドレボニータ東海TOMOS 三重県担当のさーやんです。

 

私たちは東海地方の全ての産後女性に産後ケアを届けたい、また産後女性を取り巻く

様々な世代の人に産後ケア文化を手渡したい、と活動しています。

 

前回2月に初開催し、好評だった「産前・産後の母親サロン」。

今年度は桑名市まちづくり活動補助金活用事業として、8、10、11、1月の4回開催!

11月28日(土)の開催報告です!

サロンを終え、皆さん笑顔の集合写真から。


今回は、産後の方6名、赤ちゃん1名に参加いただきました。
ご縁があって地元フリーペーパー『クワナビミユ』さんの取材が入りました!12月31日号をお楽しみに!


進行はTOMOS岐阜メンバーの2人。
NPO法人マドレボニータ認定、産後セルフケアインストラクターの山本裕子さん。(ヒロさん)
普段は看護士でお仕事休んで駆けつけてくれた、坂野恵美子さん。(エミィさん)


ヒロさんの進行でサロンはスタートしました。

TOMOSの紹介をした後は、参加者の声を聞くべく「10秒自己紹介」。
目的は『新しい』というキーワードのオンパレード。発見、出会い、つながり、学び。
何かしら希望をもって参加されている方ばかりでした。

次に、コミュニケーションワーク「good&new」。
20秒で"good"をイメージするシンボルを紙に書き、
1分間で24時間以内に起こった良かったことを書き出します。
自分の頭の中を紙に映し出すことができるワークです。
個人でワークをした後は、30秒ずつペアで自己紹介。
初対面でも短時間でグッと距離が縮まります。緊張の空気も少しずつ和んでいきました。
「30秒って意外と長い!言葉が出ない」という声も。
産後はコミュニケーションの機会も減ってしまうので、言葉が出なくなることはしばしば。
話す聞くのリハビリも必要ですよね。

↑ペアワークの様子です。

 

ちょうど、赤ちゃんが声を出しました!
ワークの間とセルフケアの間、生後1ヶ月と10日の赤ちゃんを抱っこさせていただきました。 抱っこしながらバランスボールで弾むと、すぐに落ち着いていきました。
バランスボール、赤ちゃんの最強の寝かしつけツールなんですよ。

 

続いて「肩こりのセルフケア」。

参加者の皆さんは、肩甲骨を意識して。。
片方が終わると腕の長さがなんと伸びています。ので反対も。
両方終わった後には、指の先までじんわりポカポカしてきます!


そして本題。
エミィさんによる産後の体の変化についての「○×クイズ」。
振り返ってどうでしたか?と生の声を引き出します。
ただただ聞くだけではなく、参加者の声を聞かせてもらう形式で進んでいきました。


そして残り時間はフリートークです。
皆さんの産後の振り返りのお話を聞かせてもらいました。

 

『二人目は産後ハイになっていた。張り切って、全然休まなかった。話を聞いて反省。。』
⇒上の子、そして家族みんなが笑顔になれないことは一番もったいないこと。
 妊娠中からパートナーに休むことを知ってもらったり、環境づくりの話しておくと良いですよね。(ヒロさん)

 

『一人目は実家に帰ったが、両親は働いているため家事量が増えて自宅に早く戻りたかった。二人目は自宅に来てもらう形にして、頼れるところはたくさん頼った。』
⇒必ずしも実家で過ごすのが正解というわけではないんです。
 穏やかに過ごしたいのに、育児方針の違いで、親に「うーん」と思うこともしばしば。
 例えば、親は白湯が良いとしきりに言うけど、そうは思わない自分とか。
 妊娠中にこういう子育てをしたいというのを、互いに話をしておくと良いです。
 家族のカタチは様々だからこそ、自分たちはどう過ごしたいかを共有したいものです。
 そのために、正しい知識を知ることが大事になってきます。(ヒロさん)


『子育てしてきて大変と思ったことがあまりない。産後2週間だけは大変だったけど、2週間検診でおっぱいが飲めていないのが原因とわかってよかった。二人目は大変だと思う。』
⇒準備として、周りに甘えられる環境をたくさん作っておきたいものです。
 周りは赤ちゃんばかりに気をとられるので、上の子の気持ちも大事にしたいですね(ヒロさん)

 

最後に、サロンを通してみなさんの自分へのメッセージを一部ご紹介します。

自分は、産後一人で抱え込んでた。同じような人はいるはずだから、こういう場に来てもらえるように伝えたい!
このサロン、妊婦さんにも聞いてほしかった。産後のリアルを男の人にも伝えていきたい。仕事の場で今後に活かしていきたい
自分ができることをつなげていくと、地域の輪になっていく。自分はだいぶ両手が開いてきたので、たくさん赤ちゃん抱っこしたい。
「自分の気持ちをどうしたい」を大事にしたい。上の子のフォローを大切にしたい、と改めて思った。
産後の経験を伝える、聞く機会はこれまでになかった。自分の孫のことを考えるきっかけになった。
リアルに色んな知識を知れていい時間になった。まわりを頼れる人になりたい。

 

TOMOSとしてお伝えたいのは、
産後は大変なこともあるけれど、そういう暗いことばかりではなく
妊娠中から、パートナー、家族に産後1ヶ月間休む必要があることを知ってもらう。共有する。そのため環境づくり、頼れる人を見つけておくという、
準備があれば穏やかな産後を迎えられますよ。
そういった明るい発信をこれからも続けたいです。

 

産前・産後の方にとって何かのきっかけの場になればと思っていますし、安心して話せる場を目指しています。

1月7日(木)が最後の開催です。
周りの方で興味がある方、いましたらぜひお知らせくださいね。  

 

次回の開催はこちら。申込み受付中です。

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産前・産後の母親サロン~ワタシの体どうなるの?みんなで産後について語ろう。~

●日 時/2016年1月7日(木) 10:00~11:30

●場 所/桑名市中央公民館 1階サークル室(三重県桑名市中央町三丁目44番地)

●対 象/妊娠中の方。産後女性(生後210日までのお子さんは同伴可能)。

※一時保育施設が会場すぐ近くのメディアライブ1Fにあります。自身でご予約ください。

●定 員/各回10組

●参加費/各回500円

●問合せ/マドレボニータ東海TOMOS 渡邉 E-mail:tomos.madretokai@gmail.com

●申込み/1月7日はこちら

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本イベントは以下に掲載されています。

・広報くわな11月1日号の折込「NPO活動ニュース」

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開催報告はこちら。2月8月10月

『産後のボディケア&フィットネス教室』桑名クラスがついに開講!

12月コース 12月3、10、17、24日(木)<受付中>

桑名体験会 1月21日(木)<受付中>

2&3月コース 11月5、12、19、26日(木)<受付中>

三重県にも産後ケアの輪が少しずつ広がり始めています!