こんにちは!マドレボニータ東海TOMOSのサヤカです。
岐阜会場のレポートに続き、翌日に名古屋でも開催した『子どもへの性の伝え方講座』のレポートをお届けします。
突然ですが、皆さんは「子どもへの性の伝え方」という講座名を聞いて、どんな印象を持ちますか?
「そんな話、まだまだ先でしょ?」
「そういえば最近ドッキリすることあったなぁ。。。」
講座を聞いた私の感想は「これは誰もが一度は聞いておきたい大切な話だ!」です。
私はこの講座に参加するのは昨年に続き2回目でしたが、より深く響くものがたくさんありました。
まず最初に「性は本能だから教える必要はないのか?」から始まりました。
今、大人の私達でもきちんと教わり、それが役に立ったと実感している人は一体どれだけいるのでしょう?
私自身も学校の授業で習った程度でほとんど記憶にありません。
何となく「大人になれば自然にわかるようになるもの??」とぼんやり思ってました。
ただ、講師の方の「性欲はヒトの三大欲求の1つ。他の食欲や睡眠欲は家でも学校でも厳しくマナーを教えられることが多いのに、ナゼ性欲だけその必要がないのか?いや、本能的欲求であるならきちんと教えてあげるべきである」という言葉に衝撃を受けつつも納得。
欲求自体は消せなくても、行動のコントロールの仕方というのは、きちんと知識を持った大人が誤魔化さずに教えてあげること。そういうことがこれからの子ども達には必要なんだと強く感じました。
心も体も人と違うところがあるって思うと、誰でも不安になるもの。成長過程にある子どもであれば尚更。
でもそれを周りの大人がしっかりと受けとめ、認めて、共に成長の一環として楽しんで行けたなら、世の中の悲しい事件も苦しむ人達も、もっと減っていくんじゃないかと思いました。
他にも、具体的な年齢別の伝え方、環境作り、犯罪防止策、親としての受け止め方や心構えなどを実例を挙げて、笑いもまじえつつ、わかりやすく教えて下さいました。
特に印象的だったのは「性はグラデーション。体も心もハッキリ男女に分かれてる人なんていない。素敵な同性にときめくこともあれば、その日によって豪快だったり甘えん坊だったり。。体の作りも世の中色んな顔があるのと一緒。違って当たり前。その体と心のイロイロがその人にとっての魅力になってたりする。」という言葉 。
私もわが子にはどんな個性が現れようとも、子ども自身が自分も周りの人も大切にできるような人に育って欲しいと思いました。もともと全ての人がそこにいるだけで尊い命。「性」の話抜きにはやはり存在しない訳で。。
講座を通じて改めて自分自身が家族みんなに伝えたい大切なことを再確認することができました。
講師のふじみん、朝早くから雨の中にもかかわらずご参加くださったみなさま、隣室で託児をサポートしてくださった名古屋市すくすくサポーターのみなさま、ありがとうございました!!