こんにちは！マドレボニータ東海TOMOSの山本裕子です。
早いもので、今日から7月！！2018年も下半期に突入ですね^^
そんな下半期の初日でもある今日、私たちマドレボニータ東海TOMOSの名古屋メンバーは、講師に西田久代さん（通称ひさちゃん）をお招きして、『親向け講座〜子どもに伝えたい！性と健康の科学〜」という講座を開催しました。
冒頭には、ひさちゃんが「なぜ『性のかたりべ』として活動しているのか？」「なぜ性教育が必要なのか？」という背景などをお話ししてくださいました。
インターネットの普及によって、誰でも簡単にポルノにアクセスできてしまうこともあり、間違った性に対する知識を持ちやすくなったり、性犯罪が増加している現代。
そんな中で、自分の体をしっかり守っていくには、早いうちから、正しい性の知識が必要で、なおかつそれが科学的な知識であることによって、犯罪に巻き込まれやすくなるデータもあるそう！
科学的な知識って何？というと、例えば名称一つとっても「おちんちん」ではなく「ペニス」と呼ぶとか。
とはいえ、私たち自身がそういった教育を受けてきていないために、その言葉自体を使いなれていないことが、性教育の壁だそうで、これを伝えられる大人になるためには、まずはそういう名称を口に出すことに慣れることも大事とのこと！ちなみにひさちゃんは、かたりべの仕事を始める際、それまで使いなれてなかった言葉を自分のものにするために、家で掃除機をかけながら、「ペニス、ペニス、ペニス・・・」と何度も練習したそう！！！（笑）
そうやって、できるだけ早いうちから、特別なこととしてではなく、当たり前の知識として、何度も何度も手渡していくことで、性に対する偏見を持たずに成長できるのだと。
そして後半は、親子向けの模擬講座を聞かせていただきました。
次々と出てくるストレートな名称に、私自身ちょっとドキドキしてしまう場面もあったり。でも、それは私自身の性に対する価値観が、まだまだ「ちょっとはずかしいもの」というものなんだなと気づく瞬間でもありました。
だけど、ひさちゃんの優しい語りかけに引き込まれて、最後には目頭が熱くなって。
聞いた後には、胸があったかくなって、とても優しい気持ちになりました。
そして「あー、これを私も子どもたちに聴かせたい！」という気持ちにも。
そんな気持ちを最後の全体シェアの時間に話すと、ひさちゃんから
「性は本来、とってもあったかくて、豊かなものなんです」という言葉が返ってきました。
私自身、今回の講座タイトルの「性と健康の科学」というものに、ぶっちゃけピンときてなくて（苦笑）、特に「科学」というキーワードには、温度を感じなくて、もっと淡々とした講座なのかと想像していました。
でも、蓋を開けてみれば全然違って、そこにはとても温かい愛がいっぱい詰まっていました。これも、大きな発見の一つ！！
なので、もし私と同じように「科学」と「性」というキーワードがつながらない、ピンとこない！と思っている方がいたら、ぜひお伝えしたいことがあります。
ちょっとでも気になったら、まずは来てみて！！！！って（笑）
今日、会場にはちらほら男性の方もいらっしゃいました。
中には、よくわからず、妻に連れてこられた・・・という方も。
でも、最後には「なかなか聴けない貴重なお話だったから、聞けてよかった」という感想を残してくださっていましたよー！！！
そんな、あったかい性を親子で学べる場が、今月末にあります！
まだまだお席がありますので、ぜひこの機会をお見逃しなく〜！！！
私も、当初単身で行くつもりでしたが、やっぱり息子も一緒に行こうと思っています^^
それでは、会場でお会いできることを楽しみにしています。
一緒に、ひさちゃんのお話を聞いて、子どもたちへの伝え方を考えてみませんか？
7/29 親子向け講座「親子で語ろう！性と健康〜実践編〜」
＜日 時＞ 7月29日(日) 10時～12時00分
＜場 所＞ イーブルなごや 3階 大会議室
＜対 象＞ 性の伝え方を学びたい親子・ご家族
＜定 員＞ 親子20組
＜参加費＞ 親子一組 1,500円
※お子様は一人追加につき、500円（３歳以上有料）
※大人は一人追加につき、1,000円
例：親１名＋子１名の場合は、1,500円
親１名＋子２名の場合は、2,000円
親２名＋子１名の場合は、2,500円
親２名＋子２名の場合は、3000円
＜お申込＞ こくちーずの専用フォームからお申し込みください。
＜講師プロフィール＞ 西田久代さん
小学6年と中学3年の女子ふたりの母。助産師。
2011年に『性の科学と健康』親子こうざ講師養成を経て、2012年より「性の健康かたりべ」として活動を始める。豊田市の小学校２校で４年生の保健の授業や幼稚園、子育てサークルの依頼を受け、出張こうざを行う。また、岡崎、豊田、刈谷、安城、名古屋、知立、尾張旭、知多、豊橋などのお母さんたちに依頼を受け、出張こうざを行なっている。そのほか、女性専用護身術Wen-DoやNVC（非暴力コミュニケーション）を伝える活動をしている。
＜主催＞ マドレボニータ東海TOMOS 実行委員会